さて、そろそろお口の中に興味を持ってきた方もいるかもしれません。
健康に関する知識を持てば持つほど、自分は平気かどうか気になり不安になるものです。
気になり始めたら、病院に行って解決して下さい。それが健康につながるはずです。
今回は、『口の中を健康にしたい』方のためにかかりやすい疾患を知ってもらいそれに対する予防方法を書きたいと思います。
口のホームケアは、ご存知の通り『ハブラシによるブラッシング』がメインです。
しかし、ただ磨けば良いというわけではありません。
たとえば、5歳の子供と80歳の大人が同じように磨くのはおかしいですよね。
では、これから年齢別にかかりやすい疾患に対するケアのコツを簡単に説明していきます。
【0~1歳】
歯が生えてきたら、指にガーゼを巻いてふいてあげましょう。
【1~5歳】
奥歯が生えてきたら、親がハブラシで磨いてあげてください。
子供の歯は、柔らかく虫歯になりやすいです。
少しでも強い歯にするためにフッ素を活用しましょう。
あと、忘れてはならないのが定期健診です。
(保健所で1歳6ヶ月と3歳の検診は受けること)
【6~15歳】
そろそろ大人の歯と入れ替わります。
しかし、生えてきた歯は2年くらいは非常に弱く虫歯になりやすいです。
生えてきたと思ったら歯医者さんに行って『シーラント』というものをつけてもらいましょう。
非常に有効なんです。
そして、定期健診もしたほうが良いですね。
前も行ったとおり、虫歯になったらおしまいですよ。
(おととしの調査では、この年齢で虫歯がある子は60~80%もいるのです。
まだまだ人生、始まったばかりなのに。。。)
あっ、お父さん、お母さん!!小学校3年生くらいまでは、『仕上げ磨き』してあげてくださいね。
仕上げ磨き??というカンジの方は歯医者さんで教えてもらってください。
【16~30歳】
ここでは、『虫歯』と『歯周病(歯槽膿漏)』の予防をメインにしていきましょう。
20歳を過ぎると虫歯がある方は90%以上になります。
H17年の虫歯の平均数は10代で4本、20代で8~10本です。
え??歯は全部で親知らず入れないで28本。
ということは、、、約3分の1が虫歯だということですね。
驚きです。
そこで虫歯になりやすい部分というのを、覚えましょう。
☆奥歯の噛む面の溝
☆歯と歯の間⇒これはデンタルフロスでとること
ちなみに歯周病になってる割合は、
10代で5%、
20代前半で10%、
20代後半で20%
です。
歯医者さんで、定期健診と「正しい歯の磨き方」を習いましょう。
人によって、歯並びや歯の形態が違うのでその人に合った磨き方を教えてもらえるはずです。
【31~60歳】
よし!!では、この年代は気合を入れていきましょう。
なぜなら、歯を失うかどうかの重要な年代だからです。
まず、『虫歯』から『歯周病(歯槽膿漏)』へと目を向けなければなりません。
歯周病にかかっている割合は
30代で25%
40代で30~40%
50代で40~50%
です。(H17)
この時期から歯周病にかかってしまうと、歯を失う確率も高いです。(何本も・・・)
注意してください。
『歯周病』はかなり進行するまで無症状だということを知っておいてください。
ほとんどの人が気づいてませんよ。
なので、「揺れた」だの「腫れた」だのし始めたら、それはかなり緊急です。
そうならないためにも、この年代になったら面倒でも定期健診&クリーニングへ!!
1つ、磨く時のコツを書きます。
ハブラシの時に『歯を磨く』のではなく『歯と歯茎の境目を磨く』ということです。
【60歳以上】
歯を失う確率がもっとも高い年代です。
頑張って生きてきた結果が、歯がなくて美味しいものが食べれないなんていうのはイヤですよね。
歯を残すことだけ考えましょう!!
歯を失う平均数は1人当たり
60代で7~10本
70代で13から18本
80代で20から22本
です。(H17)
かなり多いですよね。
何か特別な理由がないかぎり、いままでのホームケアをいかにきちんとするかでこの数は大きく変わります。
歯周病患者でよく聞くのが『忙しくてできません』という言葉。
気持ちは分かりますが、歯医者に言い訳してもどうしようもありません。
歯を失うのはイヤだけど、歯に時間を費やすこともしないというのは矛盾していませんか?
歯と時間、どちらか選んでくださいね。
ただ、時間を選んで歯周病になった人は後悔する人が多いですよ・・・
ざっと書いてみました。
意外にも歯を毎日磨く人は、96%とかなり高いんです。
なのに、虫歯や歯周病にかかる人も多いですね。
つまり、磨き方が間違っていたり磨き残しがあるということになります。
ブラッシングというのは『歯を磨く』のではなく『汚れを落とす』ということを忘れないでください。
どうせ、毎日やるのなら結果を出したいじゃないですか!!
早く歯医者さんに行って、自分にあった予防法を探しましょう☆