こんな勉強がありました。
『実際に、自分の入れ歯を入れて生活してみよう』
確かに、患者さんに説明したり入れ歯を提供するのに
先生が使ったことがないんじゃイマイチ説得力がないですよね。
そこで作ってみました。
これは、私が作った私の下顎用の入れ歯もどきです。
歯を抜くわけにもいかなかったので、ピンクのところだけですが・・・(^^;)
さっそくはめてみると、まずベロが前歯に直に当たらないので発音がしにくい!!
ご飯を食べてみると、なんか飲み込みにくいです。
食事の時間もいつもよりかかってしまいました。
そこで、入れ歯と自分の歯ではどれくらい違うのか調べてみることにしました。
まず年代からおさらいすると、40歳以降に増加し、70歳で約60%、80歳以降で約80%の人が入れ歯を使用するようです。(多いですね・・・)
なぜ入れ歯をいれるのか。その目的は大きく5つあります。
①食べるため・・・第一大臼歯と言われる大きな歯を1本なくすだけで噛む効率が50%も下がるそうです。
②しゃべるため・・・口の中が狭くなり、ベロの接触状態も変わるので特にカ行とサ行は難しいです。
③飲み込むため・・・噛む効率が下がり、食べ物をうまく飲み込みやすい形にできないからです。
④食感などの感覚を楽しむため・・・日本人は特に歯ごたえや歯ざわりを大切にするのでツライ!
⑤見た目のため・・・『明眸皓歯(めいぼうこうし)』という言葉があるように前歯の適度な大きさや形が自然美として受け入れられるのです。
ではここで、自分の歯と入れ歯でどれくらい噛める力が違うのかを一番噛む力が強く発揮できる第一大臼歯(糸切り歯から後ろへ3つ目のでかい歯)で見てみます。
まずは上も下も自分の歯だとだいたい『50Kg』で物を噛みます。
次にどちらかが自分の歯で一方が入れ歯の場合はだいたい『15Kg』です。
でもこれは、入れ歯の大きさが大きくなるほど弱くなりますし、一般に女性の方が弱いです。
上も下も部分入れ歯だとどうでしょう。。。
だいたい『8~9Kg』です。ずいぶん弱いですね。
最後に、上も下も総入れ歯だと『6~8Kg』程度です。
このように、入れ歯になると自分の歯に比べてだいぶ噛む力が衰えます。
なので、どうか入れ歯にならないように自分の歯を大事にしてください。
また、入れ歯はでかくなるほど噛めなくなります。もう部分入れ歯の人はこれ以上大きさを広げないように踏ん張ってくださいね(^^)/応援してます